新・太陽に吠えろ(なんにでも吠えろ) 七曲署関係者一覧 ver.3.14159





ニックネーム 特徴 配役
素っ裸

新米熱血刑事。常に一糸纏わぬ姿で行動。周辺のやくざには「フルチン」と呼ばれている。武器はガムテで背中や腹に張りつけている。電車通勤。 金城武
シニカケ 定年間際の数え年77才(定年過ぎとるっちゅうねん)の老獪な刑事。天涯孤独なため、素っ裸を実の孫のように可愛がる。だが、物覚えが悪いため、誰が素っ裸だったかよくわからない。731部隊出身。細菌戦のエキスパートだったのだが、今ではタマゴザケの信奉者。 横山弁護士
286 警察学校を最低の成績で卒業。あまりに他人と違うテンポで行動するその姿はOSが違うとしか考えられない。思い出したように稀に事件の解決に役立つ。仲のいい友達にEMS君と、「フロッピーからブート」君がいる。正式なニックネームは286-クロック8。 斎藤清六
頻尿 特に冬場の張り込みは苦手。良く観察していると、自分の体質を楽しんでいるフシがある。計って見ると摂取した以上の水分を排泄しているので体内に酸素・水素反応系を持っていると思われる。大槻教授に追われている。 小松正夫
みのきち ボルネオ出身のオランウータン(2歳・オス)経理担当。現在パソコン習得に余念がないが、最も得意なのは小枝を並べて行う足し算。
悪い奴ではないのだが、仕事へのプライドが高く、集計が合わないとハジケとび器物破損する。合ったら合ったで有頂天になり、女子署員に後ろからマウンティングなどの狼藉に及ぼうとする困り者。言葉は通じなくとも、素っ裸の心の友である。

スケキヨ 仮面の刑事。元傭兵。戦場で顔に傷を負ったため不気味な覆面をしている。双子の兄弟にシズマがいる。この兄弟は自分達が刑事だと言う自覚が全く無く、ひたすら署の皆様を混乱させ、恐怖に陥れる事だけを考えている。
サルバドール まるっきりダリの格好をしていて、「尾行が得意だ」と 言い張る。Lをやっている。ただし自分の腸内で生成してしまうので誰も文句の付けようがない。 大泉晃
タカラヅカ 化粧が濃い。よく通る声で事件の発生を知らせる。報告の時無声音で「はい」と言うのが気になる人には大変に耳ざわり。やめてくれとみなに言われているが止めやしない。 安藤優子
オカサレ(フルマン) 美人女性捜査官。素っ裸の恋人。出演時は毎回 窮地に陥り、助けが来た時には既にヤラれてしまっている。普段は下着と靴だけ着用。手話が得意。 鈴木京香、常盤貴子
パトラッシュ 警察犬。牛乳配達のアルバイトをしている。ちょっと気を抜くと教会で死んでいたりするので世話が大変。みのきちとは犬猿の仲。大変ひとなつっこいので、犯人ともすぐにオトモダチ。 やっと犯人を捕まえたかと思うと、場面はイキナリアルプスの高原をスローモーションで犯人と駆け回るパトラッシュの楽しそうな姿に変わるという始末。もちろんBGMには、ヨーデルが聞こえる。
巨人の桑田 ちょーさんの突然のヒラメキで何故か警察官にならされてしまった可哀相な巨人の桑田。もちろん「巨人の桑田」と呼ばれている。ピッチング練習は欠かさない。張り込みで徹夜した時などにイキナリちょーさんから先発の指名が来たりするので「俺にどうしろというのか!」と怒りを隠せない。しかし本心では何だか嬉しい。 巨人の桑田
オケラ 地味で薄茶色で存在感がない。張込みの際、差入れアンパン+牛乳セットを他の署員が買ってくるときも、この男の分はしょっちゅう忘れられていたようだ。
ある日、落としたシャーペンのしんを拾うため署の床下にもぐるが、誰かがうっかり床穴を閉じてしまう。
月日は流れ、思い出す者もいなくなったが、オケラはいまも床下で呼ばれる日を待っているという。
MR.オクレ
強姦魔 一度も掴まった事こそ無いが、根っからの強姦魔。署員はみんなそのことを知っているが、誰も問題にしない。担当地域のすべての女子寮住人や一人暮らしのOLを毎晩ひたすら強姦しまくる。ただしハーレクインだけは相手にしない。性犯罪に関する膨大な知識を持ち、署員の人望ナンバーワン。自分が犯した被害者に心から同情し、「俺がホシを挙げる!」と固く誓う。「所轄管内のめぼしいところをくまなく押さえてしまうと転勤」というパターンを繰り返してきているのだが、娘も年頃なので、単身赴任かそれとも娘のひとり暮らしかの選択を迫られている。しかし、娘の女子大進学(&ひとり暮らし)には猛烈に反対している。 細川俊之
ハーレクイン 女性中間管理職で、いつの日かステキな犯罪者に奪われるのを夢見る37才独身処女。
そのため性犯罪に大変な興味を持ち、泣きじゃくる被害者の調書を取りながら目がランランと輝いてくる。おまけに自意識過剰で、自分は美し過ぎて男が寄って来れないのだと考え、署内の男性職員は全員自分に気があると思っているが、実はみのきちやパトラッシュも彼女をいやがっている。だってプワゾンが臭いんだもん。
石井苗子
通販 日本文化センターから表彰された折り紙つきの通販マニア。高枝切り挟みの使い手。286を伴った強行捜査を得意とする。最近FBIと共同捜査に入ったがアブフレックスとかばっかり調べている。 明和電気の一方(入れ代わっても同じと看做す)
3D メタリックな質感・表現主義的なライティングや映り込み、そしてえもいわれぬスピード感を持つ刑事。他の役が普通の正面ライトの時も、こいつ一人だけ立体感を強調したどぎついハイライトや陰影が。一挙手一投足ごとにメタリックなキラリという反射。その都度女性ファンからはタメイキがもれるが、署員からは「協調性の無いやっちゃなー」と思われている。時速300kmで走ると、その視界はフライトスルーアニメーションのようにビュンビュン。ファンはそのたびに喝采するが、七曲署の廊下は短く、トヨエツは署の扉から出るまでファンサービスのため、廊下を何十往復もしなくてはならない。掃除のオバチャンには「何やってんの、アンタ。」といわれる始末。撮影用レンズには広角で遠近感のキツいタイプを使用しており、正面から犯人を指差すときは、指の先が顔よりデカい。その指先には都会の夜景がくっきり映り込んでいる。カラヴァッジオの絵画さえ思わせる異様なカッコよさだが、場の雰囲気を無視。 真昼の新宿であれ地下鉄の中であれ、はたまた吉野屋で牛丼をかきこむ時でさえ、頬の右側はオレンジ、左側は青に輝き、うっとうしくてしょうがない。見た目はかように派手だが、役立たずで業績ゼロ。時々クロマキー合成がうまくゆかず、犯人逮捕後一人であらぬ方向を指差してたり、事件報告も無いのに突然飛び出していったりする。「ただ単に3D」と呼ばれる所以である。なお、セリフは全く無い。 豊川悦司
階段落ち 歩道橋、駅の階段、あらゆる階段でコケル、犯人に突き落とされて転げ落ちる、を繰り返し傷だらけになるのが毎度おきまりのパターン。しまいには、尾行の際にも「階段があると足がすくんでしまう」のだが、愛する妻とこれから生まれてくる連れ子のために勇気を振り絞って今日も、階段を駆け上がる(そして転げ落ちる)。
悪役に銃をつきつけられ、窮地に陥った他の刑事。弾も切れ、犯人の要求を涙を呑んで受け入れるしかない、というとき、「階段落ち」は予測のつかない場所から転げ落ちてきて犯人に体当たり。仲間を救う。これは「画面の外から」であればどんな場所でも成り立つ。ビルの屋上に、吊り橋に、セスナの操縦席に、はたまた太平洋のど真ん中のボートの上に、どこにでも転げ落ちてくれる頼もしい奴である。
平田満





管理職
ニックネーム 特徴 配役
キンジョー 日本中の人間がこいつのテーマソングを知っていて、オヤジの誕生日は国民の祝日。息子の嫁の不妊に悩んでいる。夜ごと血まみれで死んでいった父親の悪夢にうなされる。基本的に笑顔だが、本心で何を考えているか、あまりに一般人からかけ離れたメンタリティーの持ち主ゆえに想像もつかない。 キンジョー





敵対組織
ニックネーム 特徴 配役
六尺 七曲署管内最大の暴力団、「六尺会」のボス。いつか素っ裸に六尺褌を穿かせてやろうと虎視眈々と狙っている。主なシノギはお祭りのエキストラ、新宿での「モデル」、出張マッサージ、エクスタシーの販売。ほとんど違法行為が無いヤクザ。 杉本哲太
亀頭(タートルヘッド) 大陸系中国マフィア。都内に漢方薬の専門チェーン、飲茶の店などを多角的に展開。みんなすごく人当たりがいい。主な罪状:ワシントン条約違反
ヌルハチ ヤスデやエラブウナギ、カイガラムシが大好物の暴行魔。全身から油脂を分泌、あまりにぬるぬるしており捕まらない。
ミスターXやバルンガ同様、とらえどころがなくどこまでもつけあがるいやなキャラ。38口径で撃った弾もぬるりと外れる。白いビキニブリーフ一丁、脂光りしたスキンヘッドに抜いた眉毛、血走った目から常に湯気を立てており、ぬるぬるがついた部分は、それはもうカユクテカユクテ悶絶してしまう。小学生の半ズボンのすき間からすりこぎを入れる、その小学生はとたんに第二次成長期に達し、性欲にもだえる。『蛙の歌が聞こえてくるよ』を聴くと、そのあまりのエロエロぶりに悶絶するというしまつ。電車待ちのOLを後ろからヒザカックンする、などの極悪非道ぶりで有名。
松山千春
悪の首領ジョンイル いつもハラペコの部下たちをかかえ、公園に野宿。体面を重んじるため、食うもんを恵んでくれ、と言えず、盗んだ立て看板にはこう書いてある。「わわれは輝けち社会も築く高邁なろ志士でめる りれらの理ねんに清よちかなる支えんを」見かねた一般人がおにぎりを援助すると、「このウメボシのせいで塩分取りすぎじゃ。貴様はわれらを殺す気か」「タラコのつぶつぶが肝臓に入って腹膜炎になった(意味不明)」 「コメばかりよこしおって。茶は出んのか。焼肉はどうした」と逆に怨まれる。関わり合いになった者に対し、ダンボールで作った小学生の夏休み工作みたいな筒状のものを取り出し、(胴体には「NA3A」とか「すぱーあらけつと」などの文字)を投げつけてくるが、中身は生ゴミで被害は予想外に大きい。 ジョンイル



その他の出演者

特徴 配役
スナックのママ 署員達行きつけの小さなスナックのママ。小学生の男の子と二人暮らし。強姦魔に犯された過去を持つ。あまりの嘆き様に同情した強姦魔が自作自演のエロビデオを売って稼いだ金でスナックを開店させた。今では強姦魔のよき相談相手。 木の実ナナ
銅像 何でもないスーパーの万引き事件に勝手に潜入捜査を企て、なぜか知らないけどいつの間にか殉職してしまったらしい元署員の銅像。みんな「あの事件でどうやったら死ねるんだ」と不思議がっていたが、なんとなく祟りを恐れて銅像を立てた。一日数回ポーズを変える実にナルシスティックな銅像。署の裏庭に置いてある。新春隠し芸大会のハナ肇のようにいつも署員に殴られているが、心優しき286がときどき磨いている。 河村隆一
うどん屋のオヤジ 七曲署の道路向かいにあるうどん屋のオヤジ。かなりの誇大妄想狂。メニューには、「常宿はオークラ」、「情報料が1000万」、「ナチスの残党がUFOを」、「オイルマネーが」、「CIAの友人が」、「モサドがオデッサファイルを」、「俺は狙われてる」などと言った訳のわからない文字が踊っている。ダシのとり方が足りずに味は今一つ。 落合信彦










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