宇多田ヒカルさんはどうかな。今BGMでシングルコレクションの１を聴いているのだが、声がいいね。歌唱法も素晴らしい。お母上が実に不幸な亡くなり方をなさったのと、「天から音楽が降ってくる」のが無くなった状態が重なってしまったのが最悪のタイミングで来てしまったのだ。あれじゃ誰だって鬱になるよ。

１０年でも２０年でも待ちます。「がんばれ」とも言いません。僕たちはあなたの音楽から素晴らしい贈り物を貰いました。いつかまた歌ってください。ただ待っています。今はただ食べて、ゆっくり眠って、好きな映画を見に行ったり、彼とデートしたり、いっそ妊娠して子供を持たれたり、出来ることを少しずつやっていってね。五感への入力をどんどん増やしていけば、また音が出てきますよ。いっそ俺と結婚しませんか？そりゃもうジェットコースター的な経験をさせてあげるよ。ネタはいっぱいあります。これ、マジで書いてますよ。2014/03/25追記：宇多田さん結婚しちゃったんだね。あー、悔しい。宇多田さんを妊ませたかったなあ。耳元であの声が聞けたらワタクシ５分でイっちゃうよ。こうして振り返ると、付き合った女の子の中に芸術家肌の子が異様に多いな。ダンサー3人ボーカル4人、役者一人。あとはまあ、思い出にもなりませんが。この中でプロとしてやっている人が二人いるというのも凄い確率だ。デリケートでプライドが高く、傷つきやすい人が好きなんだな。

大丈夫だよ、T。君の情報を漏らしたりすることはないからね。ありがとう。夢のような半年間だったよ。本当にありがとう。俺のことはもう思い出にもならないがらくただろうけど、俺にとって君は最高の女性だったよ。じゃあね。

誰にだって生き恥の一つや二つはあるだろうが、ワタクシの場合、それは売り専バーに行ったことである。それも、客としてでは無く、カウンターの内側でモーホーのオヤジさんたちに買われるのを待つ仕事だった。最初の結婚をしてしばらくすると、家賃にすら困る事に気がついて、ワタクシが「ホスト募集」の広告に乗って行ってみたらそこはゲイバー。新宿二丁目なのに普通のホストクラブだと思って行った俺は馬鹿だった。２時間ぐらいカウンターで客に値踏みされ、おっさんしか来ない事に気がついた俺は「タバコ買ってきます」と言って逃げてきた。幸いにして一人も客が付かなかったので貞操は守られた。この話を大学の友人に話したら、同じクラスにホモセクシュアルが二人いて、一人はもうカムアウトしていたので、早速行ったらしかった。あとで聞くと、彼は「あんたみたいなデブ大好き」と言われたと喜んでいた。もう一人のモーホーは、実に大学１年から博士課程までカムアウトしなかった。前にもどこかで書いたと思うが、ある日電話していると、「あのねえ、ぼく、ホモセクシュアルなんだ」とカムアウトした。ワタクシは動転して、当時同棲していた女の子に付き添って貰って新宿二丁目の本屋へ出かけた。あるはあるは。モーホー雑誌や様々な道具類。ゴムフェチという人の存在を始めて知った。その彼は今はソウルで日本語教師をやっているが、韓国でも「同性愛」を検索してハッテンバへ出かけているらしい。好きにしろ、つっちん。そりゃワタクシだって豊川悦司さんや木村拓哉さんや藤原竜也さんの美貌に見とれることはあるが、性的な欲求は伴わない。だって女好きだもん。
2014/03/25後記：だからキャバクラ通いが止まらないのだ。今住んでいるところにはないが、何かの用事で県庁所在地に出かけると、ついついキャバクラに入ってしまう。外国人キャバクラが好きなのだが、K県にはないのだ。残念。あれは英語を使う練習になるからいいんだけどなあ。









2014/03/22

正直言ってかなりびびっている。痔の検査だ。直腸癌じゃ無いといいなあ。人工肛門なんか付けて暮らしたくないよ。お願い、良性の腫瘍であってくれ。酒もずいぶん飲んだし、タバコはやめられないし、癌の発生率を自分で上げているのは分かっている。認める。山田正紀さんが描く「独覚」のように、遺伝的に癌に罹らないようになっていて欲しい。幸い両親とも癌家系ではないが、ワタクシは一人酒とタバコにおぼれた。酒はやめているのだが、暴飲していた頃にどこかのDNAをいじってしまって、それが今になって癌が出来ているのではないか。あ、またマイクロ睡眠が出た。短い夢を見た。テレパシーでPCとやりとりする夢だ。テレパシーと言っても、よくマンガなどで描かれる感情や思念そのものを送るものではなく、頭の中で文を組み立ててそれをサブボーカリゼイションしたものだ。サブボーカリゼイションとは、発話に至らないが、意識の上で「独り言」を言うのを指すタームだ。筒井康隆さんの『家族八景』や、『七瀬再び』に出てくるように、相手の心を読んだり、感情や思考そのものを「読み取る」ものではない。言ってみれば、人間に携帯電話が付いたようなものだ。小松左京さんの『継ぐのは誰か？』に出てくる電波を飛ばせる種族のようなものだ。さっきのマイクロ睡眠の中では、自分のPCと日本語で話をしていた。PCのやつが生意気で、「でも、君はそれを何度も命令してるじゃない」などと言って命令に従わないのだ。もうそれはただのPCではなくて、人格を持った知性体であった。チューリングテストにも軽々と合格するであろう。

ええと、なんの話だっけ？そうだよ、痔だよ。ああ、嫌だいやだ。今ブルーバックスの、『がんはなぜ生じるか』永田親義さん著を読んでいるのだが、読めば読むほど気が滅入る。もう今から癌で余命一年だと考えて行動しよう。頭皮の左側だけ感覚が麻痺しているのも気になる。脳梗塞とかまたは癌が脳に転移したんじゃ無かろうか。もうこうなったらタマはって書きたいことをいくらでも書こう。タブーにも触れよう。フランスの刑務所にいた時のことも書こう。アームストロングとして月面着陸した時のことも書いておこう。マリ・アントワネットとしてギロチンで首を切られた直後のほんの数秒間の意識のことも書こう。「信長様、早くお逃げください！」と叫んだ時のことも書こう。そしてついには、「光あれ！」と叫んだ時のことも。まったくこの世は「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ」だ。わはは。「池田信夫」で変換してやった。わはははははははははははははははは。「いけだのぶお」で、「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ」が出てくるのだ。ははははははははは、はっはっは、愉快愉快。

あそうだ、「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ」に関わっているヒマはないのである。宇多田ヒカルさんがイタリアで静養するのは良いことだと思う。ミヒャエル・エンデさんもイタリアを愛した一人だし。南ヨーロッパの温暖な気候の中で休んでください。もう飲めないワタクシの代わりにミモザとグラッパを死ぬほど飲んでね。

南谷という男と一夏同じ部屋で過ごしたことを思い出した。あれはワタクシが最初の離婚をしかけている時のことだ。二人とも金が無かったので、食う物にも困り、早起きして牛乳配達の軽トラックからミルクとヨーグルトをかっさらって来て栄養補給したものだ（フィクションですよう）。あ、またマイクロ睡眠に入っていた。寝不足と体の使いすぎかな。今までしたことがない仕事をしているし、それから帰ると翻訳だ。身も心も疲れるよ。神経が立っている。危険だ。ジアゼパム筋注だな。

今何度目かの宇多田ヒカルさんのシングルコレクションを聴いているのだが、編曲の人が凄いね。以前ダウンタウンの「ごっつええかんじ」という番組で、エキセントリック少年オールスターズの各々に一曲ずつ曲を作る工程を放送していたが、その中で出てきたスタジオミュージシャンの方が凄かった。犬ドッグの「都会の犬の孤独」とか適当に雰囲気を伝えると、その場でいかにもそれらしい曲を書いてしまうのだ。けっこうな無茶振りによどみなく答えを出してくる。凄い人がいるし、その人が表舞台に出ないミュージシャンであることにワタクシは驚きましたね。アニメーションの世界でも、この人じゃ無いと描けない線、とかがあるらしいし。都内の小さな工場でしか作れないネジや治具（国立高専出身者らしい語彙でしょ）があるという話も聞く。特化された技って日本中にあるな。中国が新幹線を２千両買い取ったらしいが、あのコピーを作るのは難しいよ。操作システムやメンテナンス技術までまとめて買わないと事故続発だろうな。というかすでに起きてるか。日本は５０年事故がないというのに、中国は初年からいきなり人身事故を起こしている。やばいよあの国。京都に住んでいた時に最初に付き合ったFという芸術家の女の子は、一緒にスーパーマーケットに行って、ワタクシが安いから買おうとした中国製のむき身のアサリを、「むき身やいう点であやしいで」とかごから棚へ戻した。あとで調べて知ったのだが、中国製の食品にはかなり危険な農薬や抗生物質が使われているらしい。くわばらくわばら。

話が横滑りしているので痔に戻そう。明日の午前中には癌かそうでないかが分かっているはずだ。覚悟して行こう。最悪の状況を設定しておけば怖い物はない。決まった、ワタクシは癌患者だ。余命半年。息子二人にも会えずに死ぬ。くぅちゃんとエリカちゃんも俺を見捨てる。来世はケジラミ。無縁仏となって虫虫世界を生まれては死に生まれては死にしてこの世の終わりまで虫。薄汚いラブホテルのベッドにとりついたダニにもなる。良いことなんか一つも無い。よし、これを前提としてあしたの検査に臨めば怖いことは無いな。もういっそ生物じゃないものに生まれ変わる（それってうまれかわるといえるのか？）。たとえば滑ったギャグの回復不能な雰囲気とか、スキーヤーが骨折した時の音とか、抽象的なものに生まれるのだ。免停の「て」に生まれ変わったりして。ニテ君とケテ君の「テ」にInternal Merge出来たら幸せだな。書いてる俺自身が意味わかんねえよ。

チョムスキーの仮説に問題点があるとすれば、それはやはり「瞬時的獲得仮説」を立てたところだろう。つまり時間の概念を排除して、入力があったら即座に個別文法に反映されるという仮説である。喃語、二語文、クラスター発話、そして文への移行をまったく無視しているわけだ。なぜチョムスキーがこんな仮説を立てたかというと、研究の生産性を上げるため、だというのが我が師匠の判断だ。師匠の｢動的文法理論」では、発達や拡張を重く見る。ここから先はワタクシの至らない解釈なので、その点ご理解の上で読んでいただきたい。
人間の子供は生まれた段階では非常に小さなUG(Universal Grammar)を持っている。環境によって与えられた発話データをその小さなUGが受け入れて、個別言語ごとにUGそのものが遷移的に変化していく。よって、個別言語の統語論も意味論も当該の言語ではないと表現できないクラスターや文が出来てくる。中でも致命的にチョムスキーと違うのは、LFが全言語に共通だというチョムスキーの仮説に対して、個別言語ごとにLFが変異しうるという点だ。これは勇気のある仮説だ。なんと言っても、LFは意味解釈の入力となるレベルであるから、同じ人間同士母語は違っていても表現しうる意味は一緒だ、という一見当たり前のフォークセオリーに異を唱えているのだから。しかし、チョムスキー系の論文でよく目にする、外語の文に英語でほとんど等価な語彙を並べているのを見て最初に異様な感じがするのはこれがあるからなのだ。たとえば、

太郎は　だまされ　やすい。

Taro-top be-decieved easily.

と書いたのですが、脳がねむねむ状態なので音楽を聴いています。まじめな書き物を読もうとするとマイクロ睡眠でまくりです。今日医者で刺激物やコーヒーは避けてくれと言われたので、早速ペペロンチーノにタバスコを振りかけて食ってやった。耐えろ、俺の直腸。今夜は激辛カレーだ！もう今年も４分の１来てしまったんだなあ。時間が異常に早く過ぎ去る。これが年を取るという事か。ワタクシは現在の肉体で１２０才まで生きて、その後は再生医療で２００才まで、ＡＥが出来次第そっちに人格をコピーして１０００年は生きるつもりでいる。癌やアメーバ赤痢やHIVに罹っている暇はないのだ。森林梅毒も怖いな。エボラも。その前につまらない交通事故なんかで死んだりしてはいけないのだ。罹るならかかりがいのある病気に罹りたい。統合失調症とかパニック障害とか。「実存に問いかける」ような病気じゃないとつまらないな。やはりここの落ちは、「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ」、であろう。かっこいいねぇ池田さん。あ、そうだ。この文の発話者の名前まで入れてIMEに登録してしまえ。どうなったかな？「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ）「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ（池田信夫）」あれ、二重に入っている。入れ直しだ。今度はどうなったかな？いけだのぶおで変換。「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ（池田信夫）」わははははははははは。最高だぜ、池田さん。真のエンターテイナーだ。しかもこの人の場合は所与の物である才能がある。コンデンサーを半導体と言ったり、やりたい放題だ。オリコウさんだねえ。一瞬で禿になれ。見たことのない虫に噛まれろ。突然五つ子だった事が判明して大家族になれ。帝愛グループの幹部になってカイジに負けろ。いけだのぶおで「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ（池田信夫）」。ぎゃはははははははははははははははははははははははははははは。もっとネタをくれ。もっともっといろんな事に口出ししてネタを我らにおくれ。希有な人だ。ありがとうございます。楽しみが増えました。「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ（池田信夫）」ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは。腹筋が鍛えられる。ありがとう、池田さん。もしかしたら、池田さんのことを書くと癌が治るのかもしれないな。そしてワタクシは癌から奇跡の生還をしたと。なかなかいい話じゃないか。国立がんセンターへ行って、苦しむ人たちを前に演説をしてください。かなり効くらしいですよ（妄想）

池田信夫先生については面白いサイトがあったのでご紹介します。ここも凄いですよ。江戸時代の人か！滅茶苦茶に人並み外れて人外魔境的にアレな人なんだな。かっこいいぜ！

ワタクシと姉が生まれる前に、二人の兄たちが３才と１才で死んでいる。カオルとヒロシだ。ヒロシはまだ１才にもならない時に死んだが、カオルは２才半で亡くなっている。２才半の時には言えないことが無かったらしい。弟ヒロシが生まれた時には、
「はら、おはんなどっからきゃったと？かええやん、な、おうちにかええやん」
「おや、あなたはどこからいらしたの？おかえりなさい、ね、おうちにお帰りなさい」
と言ったそうな。

その二人の兄たちは、一週間のうちに二人続けて死んでいる。急性肺炎だ。最初に長男カオルが死に、母が編み物をしている時に次男ヒロシが急に高熱と咳を発し、あっという間に死んでしまったそうだ。その兄二人は町の藪医者にただの風邪ですよ、と言われて、瞬く間に肺炎になり死んでしまった。だからワタクシも姉も咳が出るとその医者には行かないようにしたとのことだ。

ワタクシは母に溺愛されて育った。なぜなに坊やだったワタクシの質問に一生懸命に答えを探して教えてくれた。百科事典の引き方は母から教わった。父からいかに虐待されても、母がいるおかげで生きてこれた。その母はつい最近８０才になったが、春からは高校２年生である。義務教育しか受けていないのが心残りで、父の三回忌を済ませたのを契機に高校に入学したのが去年の春だ。通信制の高校だが、これがまたそこいらへんのぼんくら高校を出るより難しい。レポートがあるのだが、合格点に達するまで何度でも返ってくるのだ。週一回日曜日に近くの高校でスクーリングがある。１０代後半の子たちがまったくやる気なしの状態でやってくるそうだ。髪の色は当然のように茶髪か金髪。DJふうに着崩した姿でやってきて、まったく授業を聞かずにメールを操作しているとのことだ。ワタクシも高校は卒業していない。大検で大学に行った口だ。あれは良い経験だった。１７才の１０月に受けて、即座に合格通知が来た。しかし大検と大学入試のギャップは大きかった。大検に受かった程度では、名のある大学には受からないのだ。そこでワタクシは成城の撮影所で美術のアルバイトをしながら一日５時間数学と英語を勉強した。国語はまったくやらなかった。やらないままでも偏差値７５ぐらいあったのだ。履歴書に工業高等専門学校、と書くと、高専を知らない人たちから、中卒扱いされた。しかしまあ何とか勉強とバイトは両立できた。浪人はしなかった。そして大学入学。バイトで貯めていた金を全部使って入学できた。合格通知が来るとすぐに塾講師のアルバイトを始めた。週に６日英語と数学を教えた。中三の女の子に「先生、一緒に旅行しようよ」と誘われて、断る理由も無かったので草津温泉へ行った。２泊３日の旅だった。そこで何があったかは条例が怖いので書かない。自分で稼いだ金でRZV500を買えた時には感動した。転石苔むさずだなと思ったものだ。ワタクシはあの頃とまったく変わっていない。と思う。思いたい。その後大学ではジョルジュや杉山や土山たちと仲良くなったのだが、これは貴重な体験だった。クラスの女の子たちからは怖がられていた。しかし一部のかわいい子たちとは仲良しだった。フランス語の再履修を受けに来ていた裕美ちゃんとは仲良くなった。大変な美女で、バンドのボーカルをやっている子だった。ああ、遠くまで来てしまったなあ。

兄二人に話を戻す。ワタクシの父は一番かわいい盛りのカオルの思い出をサカナに酒を飲みながら、ワタクシに説教をしたものだ。あの子は食べ方に迫力があったがお前にはない、かわいげが無い、などと、ワタクシにはどうしようも無いことで責め立てるのだ。１０歳の時にはもう殺そうと決めていた。そうしないと俺自身が精神的に殺されると思ったのだ。幸いにも殺すに至らず、全寮制だという事だけで選んだ国立高専へ進学した。抑圧されていた物が解放された。しかし、そこでの勉強はワタクシの適性からまったくはずれていたので、２年で中退し、上京した。最初に戸惑ったのは、NHK標準語と東京弁の違いであった。この二つはまったく別物である。しかしだいたい３ヶ月で音韻を習得して、周りの人間からは東京生まれだと思われるようになった。

亡き兄たちカオル、ヒロシが生きていたら、いい兄貴になってくれたろうし、父による虐待も散らばっていたのではないかな。
アルコールと睡眠薬の同時摂取で劇症肝炎になった時には、幻覚の中でカオルとヒロシがワタクシを迎えに来てくれた。手を取って「いこうよ」と言うのだ。同時に自殺した親友もやってきて、にこにこ笑っていた。あれはいわゆる臨死体験なんだろうな。ワタクシは来世などないと考える唯物論的カトリック信者であるが（それもうカトリックと違うじゃん、と言う声は無視する）、あの臨死体験は脳内物質がもたらしたものではないかと思う。それでも疑問は残るんだけどね。幻覚で見た兄二人は、今にして思えばニテさんとケテさんそっくりだったのだ。ニテさん生後３ヶ月でケテさんは胎内にもいないというのにだ。

もう一回風呂に入ってこよう。少し体を温めねば。

朝５時２５分。風呂はぬるくなっていた。

ああ、あと１０分で６時だ。

お昼の１１時７分だ。朝の仕事はだいぶ慣れてきた。がんばろ。二時間ほど休憩してから翻訳を始める。休憩時間には、櫻井武さんの『睡眠の科学』を読む。７回目だ。板谷雄二さんの『見てわかるC言語入門』その他数冊ブルーバックスを借りてきたのでしばらくは読書に困らない。ところで最近パスワード狙いのマルウェアが来るんだが、どういうつもりなんだろうねえ。無駄だよ。入れません。コンパイラを書けるぐらいの知識が無いとこのマシンには入れませんよ。ワタクシのリアルワールドの友人なんか、SEなんだが、コンパイラを疑う所から始める、と言っているよ。不正アクセス禁止法での告訴まで考えているから、お気を付けて。

昼１時１７分。休憩時間終わり。仕事再開です。バッハでも聴きながらやりましょうかね。

６時半。急に鬱がおそってきたので抗鬱剤と眠剤を飲んだ。皆様おやすみなさい。とはいえ、すぐに眠れるわけもなく、IMEで遊びます。「格文法が生成文法の一種だって？笑わせるなよ（池田信夫）」

それはそうと、我が友Sが死んでいなければ、スニーカーズをやっていただろうなあ。惜しい友をなくした。本当に惜しい。で。今何とか使えるプロログと、Javaを習得したいのだ。

今図書館に本を全部いったん返して､また借り直すつもりで行ったら今日は休館日でやがんの。ちぇ。夏までにJavaで小さなプログラムが書けるようにすることと、ドイツ語を何とかミヒャエル・エンデさんの本が読めるレベルまで引き上げたい。英語はすっかり論文英語になってしまったので、短編小説を読み込みたい。去年はO.ヘンリーの物を読んでいたのだが、再読しよう。音読で。結局シュリーマンのやり方が一番良いんだよね。

友人の紹介で塩崎という男と知り合いになった。最初は遠慮しがちに俺のマンションまで来ていたのだが、こいつが一緒にハッパを回す時になるととんでもなく図々しかった。やつはチョコを回している最中に、自分だけ思う存分吸い込んで、次の人間にはほとんど成分のないチョコを回したのだ。こいつが、俺の部屋のステレオセットでワグナーやモーツァルトをかけているというのに、図々しくも自分が演奏したベースのへなちょこ音楽を聴きたがるのだ。仕方なく何度目かの求めに応じると、何度も何度も聞こうとしやがった。殺してやろうかと思った。モーツァルトやワグナーより自分の演奏が上だというオナニズムだ。あんまりしつこいから俺はチョコがキまっていたにもかかわらずやつのテープをたたき割ってやった。自分がチョコがキまっていても切れる事の出来る人間だという事にも驚いた。警察官でこれを読んでいる方がいらしたら、松戸の塩崎を逮捕してください。ついでにイモズル式に出てくる俺の友人も、逮捕して半年ほど刑務所に入れてやってください。もうそうでもしないと大事な友人が戻ってこなくなるんです。病院に入っても治りません。長期間酒もタバコもチョコもハッパも手に入らない生活をさせて、治してやりたいのです。俺も事情聴取に応じます。危険を冒しても友人を救いたいし､塩崎をこっぴどい目に遭わせてやりたいのです。どうぞよろしく。

18:04

ついさっき『スウェーデン語文法』山下泰文さん著、が届いた。ざっと目次を観てみたんだが、これはいけるぞ。ドイツ語や英語にやたらに似ている。半年強化勉強しよう。それからスェーデン語の簡単なテキストを買って、ひたすら音読しよう。英語だって半年で東大の二次試験に合格するところまで出来るようになったんだ、今のドイツ語と英語の知識を生かせばもっと遠くへ行ける。惜しむらくは、アルファベットや簡単な文の発音入りのＣＤが付いていないことだ。しかしこれもウェブで補えそうだ。うまくするとスカンジナビア半島の言語、全部いけちゃうかもしれない。ゲルマン諸語制覇！幸か不幸か文法に溺れてしまった人間としては、対象が多いほど嬉しい。そこから北西へ向かい、ロシア語に手を出すという方法もあるな。切り札はやはり日本語になるだろうな。ウクライナで日本語教師なんて楽しそうだな。

2014/04/02追記。リンク先にもあるように、ケチュア語は１３００万人の話者がいるそうなので、独特の文化があることだろう。実に楽しみだ。ボリビアとペルーの公用語になっているそうだから、出来るようになれば使い勝手も良いだろう。世界中のいろんな人と話が出来たら嬉しい。

実にいい加減な寝方をしてしまったので、３時頃には元気だったのだが、今になって眠気が襲ってきた。山下泰文さん著の『スウェーデン語文法』を真剣に朝から読んでいたので、脳も疲れている。早く飯食って商品管理のバイトに行かなくては。帰ってきたらきたで翻訳の締め切りが近づいた「商品」があるのだ。今朝は「スウェーデン語文法」の５７ページまで進んだ。

スウェーデン語の文法書、出てきた単語を片っ端から単語帳を作って少なくともこの本に出てくる語意は押さえたい。

2017/04/26。病院での見立てはやはり躁鬱で、鬱が強く出る体質らしい。病気になるまで子供を虐める親。なにそれ？殺したい。

ヒルナミン２錠やらベゲタミン２錠を飲んで１０時に寝て４時起きである。仕方ないのでsvenskaの勉強を始める。本当にドイツ語と英語にそっくりだ。スカンジナビア半島の言語全部行っちゃうか？こうなれば行けと天が俺に啓示を与えているようだ、。ロマンス語もラテン語からやり直したい。ラテン語やるとフランス語、イタリア語、スペイン語が楽になる。学部学生時代第５外国語でラテン語を取ったがすっかり忘れている。でもこれは来年度だな。 今自分で挽いたコーヒーを淹れて飲んでいる。なんてうまいんだろう。
昨日は帰りのバスを待っている時にいい人に出会った。８４才のおばあさんなのだが､東京と京都に住んでいらした事があって､言葉は完全な東京山手言葉だった。バスが来るまでの３０分間、実にいい話をしてくださった。「女にとって一番苦しいのは､夫がよそに女を作る事なのよ」と説教された。そうなのか。知らなかった。さすがにこの基地外には分からない事を教わった。そして、亡くなったご主人が絵描きさんで､その絵をプリントしたテレフォンカードを一枚くださるではないか。さて。朝の勉強に入るか。svenskaは面白いよ。語彙が英語とドイツ語にそっくりだ。母音も多くて実に楽しみ。

2014/04/10付記：合気道では初段を持っているのだが、どうにも実践では役に立てるのが難しい。攻撃技がないのが原因だ。全て相手の力を利用して制圧する事しか考えていないのだ。confront your enemies, avoid them if you can,な訳だが、いかにもアクション映画には向かない。スティーブン・セガールが映画の中で戦っているのを見ると、指づかみ捻り上げとか、合気道では禁じ手となっている技が見られる。まあ、あの方も相当な使い手ではあるのだがね。胸ぐらを捕まれた時に合気道式に制圧するか、極真式に折っちゃうか（これには２種類あって。一つは相手の肘を折るのと、もう一つは相手の顔面に肘を入れて顔面を陥没骨折させるか、だ）、どっちがエレガントかというと、合気道だな。極真式はいちいち相手に大けがをさせてしまうからいかんよ。でもまあ通ってみよう。体をぎりぎりまでに絞りたいのだ。

実は中学生に誘われて剣道にも通おうかと思ったのだが、これは無理というものだ。だいたいが防具を買う金がかかる。やはりスポーツ剣道ではなく、示現流に入門したい。一撃必殺、外れれば死。他にも青眼の構えからどうしても間合いには入れなかった念流と言うのがある。これは示現流の逆で、膝を落とし剣先を地面に付けるほど低く置いて、下から相手の大腿動脈を切る事しか考えていない流派だ。一度この達人とエア剣道をやったのだが､どうしても間合いが掴めず、入れなかった。怖かったのだ。すねやアキレス腱を切られて、次には大腿動脈を切られるのが分かるのだ。必殺剣である。示現流対念流の戦いが見てみたい。たぶんどっちも死んで引き分けだろうな。晴眼の構えから勝つには、相手が一度剣を振ってから（ここしか隙が無い）相手の剣を飛び越え、頸動脈を切りに行くしかないだろう。

2017/04/26。結局通わずじまいだった。体たるんでます。

藤原竜也さん主演の『カイジ』映画版（１．２）を繰り返し見てしまう。西原理恵子さんが、「気のふれた東京フレンドパーク」だと書いておられるが、言い得て妙。俺だったら１億もらえるとしても渡らんわい。あの恐怖のブレイズメンズロード。ただし、二人の息子の命がかかっていたら渡るね。金と言えば、ワタクシは飛行機に乗るたびに簡易保険に入る。空港で入れる例のやつである。あれだともし飛行機が落ちたら５千万円が息子達に行く。飛行機が落ちてもワタクシは生き延びる自信があるが。とにかくありとあらゆる手を尽くして生き延びる。ところで御巣鷹山の墜落事故の時に､確か「自衛隊機が訓練中だった」という報道が当初あったのだが、その後の報道には出てこなくなった。あれってミサイル誤射じゃ無かったのかなぁ。信管を抜いたミサイル。そうだとすると、事故時の捜索隊派遣が異常に遅かったのも納得がいくんだよね。暗かったから、なんて、訓練している自衛隊だったら関係ないでしょうに。これってタブーなのか？

『カイジ』に話を戻す。藤原さんうまいなあ。お顔から想像するに、そんなにとんがった性格はしていないと思われるのだが、『カメレオン』や『カイジ』での体の動き、表情を見ると、本当に芝居がうまい人なんだなあと思う。友人のモーホーのつっちんが「藤原竜也ってかわいいよね」と言っていたのも頷ける。あの優しいマスクのどこから「とんがった」部分が出てくるのか、見ていて楽しみだ。これからもファンでいよう。『旅のラゴス』映画化の時は見に行きますよ。あれ、いい映画になると思うんだけどなあ。

今日医者に行ったら、クスリをまったくもらえなかった。あなたは今紙一重の所まで来ているから危ない､というのが理由だ。眠れるかなあ？朝鬱になっていないかなあ？怖いなあ。あの鬱地獄だけは避けたいのだ。悪夢だもんね。怖いよう。不穏な行動は取っていなくて、まったく円滑に暮らせているんだが。しかし医者はこの俺にどうしろと言うんだろう？睡眠薬なしで眠る事が出来るかな？出来なかったら悲惨だ。また一週間起きっぱなしで活動しまくる自分の後ろ姿が見える。あれは多幸感に包まれていていいんだが、何をしでかすか分からないから怖い。今度はおとなしく過ごせますように。歌う私小説家ジョン・レノンみたいな事にならないといいんだが。もっともワタクシを殺したいほど自己同一化した方はおられまいが。ワタクシのこのファイルへの更新が１週間無かったら入院したと判断してください。やばいよやばいよ。本当に途方に暮れている。「暮れた途方」が出来ないところを見ると、「途方に暮れる」はかなりのイディオム性が高い表現なんだな。ああ、言葉に関わっておかしくなりそうだ。言葉なんてなんであるんだろう？言語学と数学と心理学は人を狂気に突き落とすな。しかし距離を置くには関わりすぎてしまった。蟻地獄だ。ヒトである以上そこから逃げる事が出来ないのだ。でも負けないぞ。貫いてやる。こんな事で死んでたまるか。広い野原に行きたい。海に行きたい。船旅がしたい。バイクで高速をかっ飛ばしたい。ほらほら、この世にはまだまだするべき事があるぞ。死んじゃいけない。死んじゃいけない。
駄犬ビーが俺を見つめる。誰だったかな、「犬は神を見る事が出来る唯一の動物だ」と言ったのは。コンラート・ローレンツも「君が死ねば犬も死ぬ」と書いていたな。俺はアニマルセラピーをしてもらっていたんだな、ビーに。うちに駄犬がいて良かった。

もう今日も午後２時になってしまった。時間の経過について行けない。

スウェーデンに移住するとして、言葉が何とかなったとしよう、同棲でも国籍がもらえるらしいので日本国籍を捨てなければならない。日本のパスポートはトランプで言うジョーカーで、万能に使える。入れない国がないのだ。さて、今日はJavaとスウェーデン語の勉強が終わった。語彙を覚えていけば人間の言語は通じる。人工言語であるJavaはそうはいかない。一つでもスペルミスや要らぬドットの付け過ぎで簡単に「文法違反」が起きるのだ。機械はそれじゃ無くちゃ困るもんな。あくまでも入力に忠実に結果を吐き出してくれないと意味が無いのだ。自然言語では人間の「なあなあ解釈」があるから、まったく母語の違う､しかも共通語もない人間どうしでも意思が疎通出来るし、不完全な文でも解釈しうる。世界は非文に満ちているが、非文をルールアウトし、文だけをインにするのがチョムスキーの仮説だ。ここで、２歳児と話をする時のクラスター発話や一語文や二語文を排除しているのがチョムスキーの問題点だと思う。発達過程をまるで無視しているのだ。この区分は非常に大事だ。さもないと、何でもかんでも理論になってしまうのだ。２１世紀中葉には、動的文法理論がメジャーになっているだろう。小松サキョニアンであり、筒井ヤスタカンであり、梶田マサリアンで良かった。もっとも筒井さんのソシュール誤解はすごいものがあるのだが。『パプリカ』がラカンの影響を受けているのは分かるが、そのラカンのソシュール解釈がおかしいのだ。記号というのは、たとえば音と意味、のような違うモジュールを繋ぐのを言うのであって、『パプリカ』ではおんなじモジュール内でシニフィエとシニフィアンが結びついたりしている。それはメタファやメトミニーだよ、筒井さん。

１時間後、やっぱり無理はしていないと結論が出ました。走れるし動ける。躁転したとも思えない。気持ちは至って平静だ。他動のような症状もない。決まった。あの医者は藪だ。俺には合わない。明後日に女医に診てもらうように今連絡を取った。K市内のY病院でも同じようにして医師を代わって貰った事があるのだ。最初はセカンドオピニオンが欲しいと切り出し、徐々に主役をこちら側に引き寄せるのだ。

2014/04/19　19:30付記：やっぱり無理があったようで、ディスカウントストアの商品管理のバイトをやめた。死ぬほど気を使うのだ。ああ、あとは翻訳しか収入が無くなる。でもがんばるぜ。負けないよ。行くとこまで行こう。