10時20分。あっけなく現場検証は終わった。おそらく罰金も来ないだろうという話だ。ありがたい。あとは点数の問題だ。3点ぐらいですめば良いな。じゃあそろそろ温泉に行ってくるか。図書館によってCDを返してまた借りてこなくちゃ。
温泉から帰ってきたらまた書きます。
12時34分。温泉は貸し切り状態だった。サウナに二度入ったが、それぞれ一人しかいなかった。田舎なんだなあ。そのうち限界集落になりかねないぞ。などと言いつつ、今日は山奥の喫茶店へ行ってみようかと考える。本を持って出かけよう。ついでに山の温泉に入るのもいいな。効くんだよね、これが。持って行く本は、"Women, Fire, and Dangerous Things" だ。おもしろいんだ、これが。何度読んだだろうか。こういうアプローチも可能なんだなと思わせてくれる。Lakoffでは最高の本じゃなかろうか。それでは山の喫茶店へ行ってきます。
山の喫茶店はお休みでした。土日しかやっていないという殿様商売です。まあいいや。その代わりに今からタオル持って温泉に行ってこよう。温泉っていいよね。なんたって素っ裸だもんね。では行ってきます。現在午後2時10分です。
2時56分です。温泉から帰ってきました。いやあ、いいお湯だった。しかも客はワタクシ一人。全身から硫黄のにおいがしてます。ああ、愉快愉快。お湯で顔を洗ったら目にしみることひときわ。酸性が強いお湯なんですね。以前蒸し風呂で湯あたりを起こしたので今日はパス。泥湯にだけ入ってきました。
これで免許の点数が余っていたら最高だなあ。でないと母を高校に送っていけなくなる。母はこないだ2年生に進級が決まったのだ。教え役のワタクシの方が安心した。母は今79歳で、もうすぐ80になるが、高校が終わったら放送大学に行かせようと思っているのだ。うまく進学できれば、卒業時には86歳だ。やるなあ。
ソシュール信仰はなくならないねえ。イェスペルセンの方がすごいことを言っているのになぜか日本では評価されていない。シーニェ、シニフィエ、シニフィアン、パロール、ラング、ランガージュ、これらを並べておけば一見「知的」な文章が書けるもんね。筒井康隆さんも、『文学部唯野教授』の中で、「ただちに、というラングで」なんてことを書いておられて、悲しかった。外に出たものはすべてパロールです。ラングは語彙の体系です。そしてソシュールで一番欠落しているのが、文法をラングに含めていなくて、パロールに任せているところです。
宮崎さん、言論者として恥じることはないですか?ないんでしょうね。このぐらいのことで恥じ入るようじゃ電波芸者はつとまりませんものね。これからもいたいけな少年たちに「宮崎フィルター」を通した情報を与え続けてください。俺には関係ないからどんどんやってね。そして死ぬ時に思うんだ。ああ、俺の人生は嘘ばかりだったな、と。
3月16日日曜日追記。早朝覚醒はもう毎朝のことになってしまった。今朝も4時だった。もうまともに眠れることはないのかもしれない。これ以上眠剤を入れるのは出来ないという医師の話だ。運動して体を疲れさせるしかなかろう。
それにしても今日の鹿児島は快晴だ。気分がいい。バイクがあれば走り回りたいな、目的地を決めずに。空が綺麗で嬉しい。「罪のない雲が沸き立つ」だね。 種田山頭火風に自作してみました。どうでしょう?
音楽っていいなあ。バッハもアマデウスもベートーベンもきゃりーぱみゅぱみゅも筋肉少女帯もデヴィッド・ボウイもケイト・ブッシュもサラ・ボーンもエラ・フィッツジェラルドもすばらしい。ジャズはもちろん大好きだし、ビートルズは別格だ。ローリング・ストーンズはなぜか好きになれなかった。来日公演の時に楽屋に忍び込んでミック・ジャガーを殴ってやった。やつは泣いてわびを入れた。嘘です。
山下洋輔さんも好きで、山下さんの影響で小田和正も聴くようになった。いいなあ、素直な音楽と綺麗な日本語の発音。実にストレートだ。まっとうな音楽を作る方だと思う。明日も図書館へ行ってPrologueの内から二枚借りてこよう。音楽がある生活は充実している。心が豊かになる。また母とカラオケに行って、「日本印度化計画」や「新興宗教オレ教」を歌ってこよう。演歌ばっかり歌っているおじさんおばさんの中で浮くのは気持ちいいぜ。
2014/02/16
今朝の起床時間は予定通り5時ちょうど。やったぁ!!毎日このペースで目が覚めると嬉しいな。たぶんSSRIの蓄積効果が出てきたんだろう。気持ちもかなり明るくなっている。睡眠薬も規定の量でちゃんと眠れるようになった。
今ブルーバックスで櫻井武さんの「睡眠の科学」という本を読んでいる(記憶するために今5回目の解読中だ)。いやあ、おもしろいなあ。何か覚えてから睡眠を取った方が記憶の定着が確かだ、とか、知らなかったことがいっぱい出てくる。ブルーバックスには良書が多い。MIT Pressの訳書「大学生物学の教科書」なんか大変におもしろかった。さすがMIT,学部学科を問わず必読書に指定してあるそうだ。慶応大学がやはり学部学科を問わず論理学を必修にしているそうだが、さもありなん。必要だもんね、ロジック。論理学では比較的読みやすい本として、"Logic in Linguistics"という本がある。これは基本から教えてくれるのでいい本です。記号論理学から述語論理学まで網羅されています。これを読んでおくと、プロログが簡単に思えますよ。ページ数も185ページで、一週間もあれば読めます。早い人なら一日で読んでしまうでしょう。これを読み終えたら、"Everything That Linguists Have Always Wanted To Know About Logic, But Were Ashamed T o Ask"がおすすめです。言語学よりとはいえ、論理学のテキストとしては非常によく書かれています。これが終わったら、「Prologの冒険」が楽にできるようになります。ワタクシが最初これをやった時はMS-DOSで、メディアは5インチのFDでした。今は売っているのかな?こちらからダウンロードした方が早いかもしれません。プロログはあまりにあっけなく書けてしまうので、拍子抜けするほど易しいです。ワタクシはプロログのコンパイラを探しているのですが、見つかりません。ご存じの方がいらっしゃったら教えていただきたいです。LISPもやってみようかな。(Mint Linuxでプロログもリスプもコンパイラがありました。今デュアルブートにしています。2017/04/26)興味はあるけど今まで手をつけていないんです。ロジックが通っているから学び出せば比較的楽に使えるようになると思うのですが。哲学でも分析哲学ではロジックを多用するようで、まるで言語学です。違いがあるとすれば、形而上学と経験科学かな。言語学は自然科学です。こういうことを言うとびっくりする人もいますが、言語は脳の中に存在する実体なので、生物学の一分野なのです。経験科学であり、形而上学ではありません。ナイジェル・イェルネが言うように、DNAに言語を可能にしている箇所が見つかれば、このことは明らかになるでしょう。
2014/02/16
ワタクシが住んでいる近所には前述したように温泉がある。今日も入ってきた。番台というものがないのでただ風呂し放題である。今日は日曜だというのに泥風呂には2人しか先客がいなかった。寂れるのもいい加減にしろ!である。いやあ、体が硫黄臭いのなんの。これは効くよ。霧島連山の南の端っこだからね。なんでも地下水が30年かかって水脈を伝わって湧いているらしい。霧島アートの森のすぐ近くだ。展望台から見る景色もたいしたもんだ。アートの森にはこの土地の標高を利用したオブジェもある。鉄の箱を進んでいくとガラス張りになった壁にぶち当たる。そこから見ると高所恐怖症の人はたまらんものがあるだろう。オノ・ヨーコの彫刻も常設されている。美術的にはどう見れば良いのか分かりかねるが、なかなかおもしろい作品だ。こういう狭い山道を通っていく。
さて、ただ風呂の効果だが、(おそらくは)インキンタムシだと思われる症状がこの4日で完全に消えてしまった。ペーハーがどのくらいあるのか分からないが、口に含むとかなりの酸の濃さを感じる。ほとんど消毒液につかっているような感がある。今日は雲一つなく、空は青かった。木々が土を守り育て、土が水を蓄え、それが伏流水となって最終的には温泉として湧き出しているわけだ。なんという贅沢。今日も思った。「こんなに青い空は見たことがない」と。
ゆうべは9時半に寝て12時前に目が覚めた。睡眠薬を飲んで寝直したのだが、3時に目が覚めて机に突っ伏して寝てしまった。体が冷え切っているので風呂に入ってきた。ボイラーの温度を見に行ったら70度あったので大丈夫だろうと思い、お湯を足して入浴。少しぬるめだったが、一〇分間漬かったのでそこそこあったまった。しかし参ったな、途中覚醒には。深い眠りが欲しい。深くて長い眠りが。でないと一日調子が悪い。SSRIが効いているらしく、気分は悪くない。この調子でいけば、三環性抗鬱剤なしでやっていけるかもしれない。それにしても父子関係で反応性の鬱に罹るなんて悲しすぎるよ。京都に住んでいた時に最初に付き合ったF という女の子が、お父さんの虐めで病気になって、今は子供にも会えないなんてかわいそうや、と言ってくれたのを思い出す。でもまだ悲しいと思える心があるうちは大丈夫だろう。感情は死んではいないのだ。これで感情が死んでいたら統合失調症だ。幸いにして俺は分裂気質ではあるが、統合失調症に罹ったことは一度もない。ここで「分裂気質」と「器質性の統合失調症を間違わないで欲しい。前者は精神的傾向を表すが、後者は先天的な病気だ。
そうだ、今日も温泉に行こう。朝早く行けば一人で堪能できる。(おそらくは、だが)インキンタムシを完治させるのだ。もしかしたらただのアセモかもしれないが、いい温泉につかって悪いことはないだろう。ワタクシは今日も消毒液につかりに行くのだ。久しぶりに美術館にも行ってみようかな。ワタクシが住む町は芸術を売りにしているので、けっこうな作品が入っているのだ。美術館と言えば、10年ほど前に上野にMoMAが来た時は三日連続して通ったな。あれはよかった。ダリの「ぐにゃ時計」があんなに小さなキャンバスだとは思ってもみなかった。ラッセンのイルカの絵なんか見てる場合じゃないよ、と思ったものだ。ラッセンとか、イサム・ノグチなんか飾ってあるカフェやこじゃれたレストランがあるが感覚を疑うね。おお、やっと夜が明けてきた。ニテケテから15分ほど遅れて朝だ。二人とももう起きたかな。そんなことも知らない父親ってだめだな。二人のことが知りたいよ、ニテケテ。