早く表紙にたどり着きたい方はここをクリック このオバカなサイトはリンクフリーです。出来れば引用ではなくてリンクして貰えると嬉しいです。前後の文脈を外した引用はお断りします。経験科学の書き物の誤読を「テクスト解釈の自由性」なんて言って擁護する方もお断り。そんなこと言い出したら例えば医学部学生が使うテクストを「自由」に読んでもいいのかな?PCのマニュアルは?どうにもならんでしょう?子供は好きですが、ウェブのコドモは嫌いです。電波も嫌いじゃないというか笑える電波は大好きですが、只の狂気はいやです。一回このファイルは書き直した方が良いのですが、怠慢でやりません。と言いつつ書き直しています(2017/04/26)。なるべくわかりやすく書いていますが、突っ込むときは最低学部の「言語学概論」で掛け値なしのAを取る程度の知識は持ち合わせていて欲しいです。あくまで「欲しい」ですが。つまり、音声学、意味論、統語論の基礎を学んだ方だと嬉しいのですが、このサイトではほとんど前提知識を求めない書き方をしています。できれば、ということです。また、英検一級程度の英語力がある方だったらありがたいです。何でこんなこと書くかというと、四則演算の出来ない人に数学基礎論を語って欲しくないからです。数学者がニュートンの『自然哲学の数学的原理』を読んでいなきゃいけないとは思いませんが、ソシュールも読まないで、というか、もっと大変なことに読めないで、シニフィエとかシニフィアンとかラカン(Écritsって読みましたけど、外基地がわざと分からないように書いているとしか思えなかったです。ワタシのフランス語に原因があるのかな?「鏡像段階」ってなあ。マジなのかな?)とかフロイト(夢判断は高校生の時に読んだけど、あれは突飛な仮説、しかも経験的基礎が無い仮説だと思います)とか言わないでね、お願い、ソシュールの名が出ているだけのトンデモ本でもだめですよ(これがまた掃いて捨てるほどあるんだ)。後で読み返したら「数学者が」から「だめですよ」までの繋ぎがロジカルに立っていないけどいいや。意味も分からないで「記号論」とか「記号の戯れ(なにそれ)」とか「現代思想(ほほえましく苦笑)」「リゾーム(ばーか。なんで「ばーか」なんて言うかというと、地下茎もグラフセオリー的には「木」だからです。なんで気がつかないのかな?)」とかいうのもやめましょうね。その道は頂上には通じてないですよ。目指す山が違うと言われれば、そうですか、ですが。誰も言わないから言っちゃうけど、ソシュールって学史的価値はあるけど一回読めば十分です。前提なんです。現代の文脈で読むとそうたいしたことは、もごもご。時代の制約ではあったのでしょうが。真剣に言語に取り組むつもりであればもっと読まれているはずのヤコブソンやイェスペルセンやブルームフィールドやサピアを読みましょう。ニュートンだけ読んで物理学者に絡むのはやめましょう。あ、このたとえは少し公平ではないです。ニュートンの方がソシュールより堅実で正確で体系化されていて基礎としては大事だと物理・数学ファンとしては思います。特に物理はマニアックに好き。「解釈」が入り込むあたりが面白いです。ソシュールは編集のソースとなった学生のノートを見ても「ばらつき」があるのです。受験の時は数学科か哲学科か物理学科か言語学科か悩みましたが、つまり「根っこ」に迫ることがやりたかったのですが、言語でよかったと思っています。大学受験を控えた方や専門をどうしようかと考えている学部生の方にお願い。こんな私的なページで引っかかっていないで、語学と論理学をやってください。あんまり手を広げすぎないで、英語とそれ以外の言語をまじめに勉強してください。論理学はいい独習書が出ているので、学部生のうちにやって置いてね。Logic in LinguisticsやMacCawleyの本(Everything that linguists have always wanted to know about logic, *but were ashamed to ask.というタイトル、ウディ・アレンの映画のタイトルのパロディです。)ワタシも折に触れ読み返しています。それから、今になって思うのだけど、学部生の時にチョムスキーの先端の理論を学ぶより、LSLTやAspects、サピアのLanguage、イェスペルセンの本(いっぱいあります)などをしっかり読んだ方がいいと思います。できれば変形文法の頃のチョムスキーも読んだ方がいいです。それからLGBに至る直前の"On Binding"とかLasnikとの"Filters and Controle"とか、重要です。いきなりミニマリストに入ると,前提が分からなくなる危険があります。学部学生のうちにLGBを読んでしまいましょう。日本語を分解したくなるまで外語をやると、言語学は近づきます。外語を少なくとも三つはやってください。例えばワタクシは第七外国語までやりましたが、もちろんさっぱり覚えていません。でもどういう言語なのかという感触は残っているので、やって良かったと思います。ワタシは生成文法と意味論と音韻論しか知ることのない不勉強なバカです。以前最新の神経生理学的言語学の論集を、「この本は良いか?」とワタシに尋ねた方がおられたのですが、ワタシに聞いてどうしようというのでしょう?言語学はメンタル・オブジェクトを扱うEmpirical Scienceです。誰の意見も鵜呑みにせず、自分で各論に当たって証明を解くことでしか進めません。「パンキョー」までのお勉強とは違います。ワタシだって途上にいるんです。買いかぶりはご勘弁ください。2016/10/19付記:このサイトは「言語学」と名乗っていますが、管理人の知識は形態統語論と概念意味論に偏っています。認知文法や語用論には全く暗いです。より広い知見を求めていろんなサイトをご覧になることをおすすめします。
南谷、小関、三木、アリシア、ナターシャ、アーニャ、イディス、メル、ふみ、朋美、おまえらがこのサイトを見る確率は非常に低いが、もし見たら連絡してくれ。特に南谷、「笑犬楼からの眺望」を返してくれ。また読みたいんだ。